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2009.11.25 (Wed)

日曜日の夕刊 重松清著 読書感想文 さかあがりの神様

日曜日の夕刊


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タイトルがズルいです。こんなタイトルつけたら、そりゃファンタジーな世界感になりますよ。
蓋をあけてみて、物語をささっと要約してしまえば、【自分の子供に、さかあがりを教える物語】。それだけなんです。


でも、それだけって言い切りたくないなにかが、この「さかあがりの神様」の短編には詰まっているんです。


これぞ描写力だなって思います。ある意味で、【普通】の事柄が、重松清さんの手にかかると、とても心に響く物語になる。


痛みに関しても、優しさに関しても、こんなに繊細にアンテナを張っている重松清さんの暮しって、たぶん僕とは生き方の重さが違うんだろうなって思う。
だから僕は、もっともっとこういった感性を求めて、重松清さんの作品をむさぼり読んでしまうのかも知れない。




■関連記事はこちら。
日曜日の夕刊 重松清著 読書感想文 寂しさ霜降り
日曜日の夕刊 重松清著 読書感想文 セプテンバー’81
日曜日の夕刊 重松清著 読書感想文 サマーキャンプへようこそ
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2009.11.24 (Tue)

第57話:傷ついた野獣 【アニメ・あしたのジョー】


ボクシング復帰を決意し、早速練習に励むジョー。
西もジョーが戻ってきたことで非常に喜びます。
そんな同門ジムの二人で、スパーリングをすることになりました。


ジョーのブランクの経過を判断するのと、西の試合に向けての最終調整。
そこで発覚したのが、ジョーのボディー打ち。
ジョーは何故か西のボディーにしか攻撃しないのでした。


人を死に追いやってしまった後遺症なのかどうなのか、判断はつきませんが、ジョーは西との二度のスパーリング中に一度も顔面への攻撃をしてないのでした。
こんな不安材料がある中でジョーは遂に復帰戦に挑むことになるのでした。


こういう設定はうまいですね。すぐに過去の心の傷を忘れない感じは絶妙です。
この伏線がどのように次の試合で演出されるのか期待して早速また再生ボタンを押したいと思います。



■関連記事はこちら。
第56話:よみがえる狼 【アニメ・あしたのジョー】


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2009.11.23 (Mon)

日曜日の夕刊 重松清著 読書感想文 寂しさ霜降り

日曜日の夕刊


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男性作家が女性を主人公にした物語を作るのって、やっぱり難しいんじゃないのかなって思うのですが、重松清さんが描く女性像は、そこにきちんと人間としているために、不具合を感じることはない。
今回の「寂しさ霜降り」は、両親の離婚によって心に多大な影響を受けた姉妹の物語。


離婚が与える影響は、思春期の子供にはとても大きい。心を病んで過食に走ってしまう描写なんて、ゾワゾワしてしまう。
離婚や過食などを扱った物語だと、重く暗くなりがちですが、そんなことはなくて、主人公の等身大の女の子の視点を通して、実にテンポ良く語られていきます。
親戚のマケトシの設定配置がよくって、この部分で上手くテンポと緩急がつけられていました。




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