2036.07.18 (Fri)
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2009.07.03 (Fri)
第5話:制裁 【ザ・ソプラノズ サードシーズン】
今回のエピソードのゲストは私にとって馴染みの深い人でした。
30代の私にとってシルベスタ・スタローンは青春時代のヒーローです。
あんなマッチョになりたいとか、あの強さと誠実さが欲しいとか色々と影響を与えてくれた人です。
スタローンといえば、ロッキーとランボーシリーズは欠かせないでしょう。
そのロッキーに出ていた、スタローンの奥さんエイドリアン。
この兄の飲んだくれダメ人間のあの人が今回渋い渋いいい味を出して年老いたヒットマンとしてザ・ソプラノズに登場するのです。
髪は白髪になり、額の後退もかなりのところまできてますが、あの芝居のニュアンスはどこか残っていて、ほんとコミカルでありつつ渋さが増してました。
そして凄いいい役です。
今回のエピソードは多く語るよりも、じっくりとあの兄ちゃんの哀愁を味わって頂けたらと思います。
■関連記事はこちら。
⇒第4話:衝動 【ザ・ソプラノズ サードシーズン】
⇒『ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア』DVD完全制覇の旅
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2009.07.02 (Thu)
見張り塔からずっと 重松清著 読書感想文 その2
「見張り塔からずっと」の短編1つ目は「カラス」です。
重松清さんお得意のニュータウンを舞台にした作品が31歳の時の作品に早くも登場していました。
今回はニュータウンのマンションを舞台にした作品だったのですが、いじめを主題にして語られていました。
そこにカラスの描写が絶妙に絡み合わさり、不気味で悲しい物語になっていたのです。
個性よりも協調性を求められる日本の世界を、分譲マンションに住まう人々の関係性で描き出した巧妙な内容。人の行動心理の悲しい性質を私に目撃させたのです。
主人公が榎田さんに向けて語りかけるような物語描写も今までの作品と違って非常に興味深い描き方でした。
ひとつひねった物語展開にすることで、新たな重松清節を見せつけた「カラス」は、人間の事象に対する無力感を実にうまく描き出していたと思います。
なにも出来ないから傍観者にならざる負えない。
私がこの立場に置かれたら一体どんな物語を紡ぎだせるだろうと考えて、やはり傍観者になるしか出来ないのかなと、難しい人間関係に頭を悩ませてしまう悲しい物語なのでした。
■関連記事はこちら。
⇒見張り塔からずっと 重松清著 読書感想文 その1
⇒重松清 全作品著作リスト
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