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2009.11.07 (Sat)

半パン・デイズ 重松清著 読書感想文 その5

半パン・デイズ (講談社文庫)


半パン・デイズ (講談社文庫)


大きな事件や事故、病気、社会問題などなにひとつ扱っていない作品なのに、この物語の惹きつける力は溢れている。


何気ない日常の中に起こる等身大の悩み。そのどれもが小さな希望とせつなさに混じっている。


この『半パン・デイズ』を読み終え、そして感想を書くことによって、改めて作家・重松清に惚れて良かったなと思いました。


こうして丁寧に感想文を書くことによって、作家が多大なる労力を払って書き上げた作品への想いを、ただ読んだだけよりも少し、味わい深く感じられているのではないかなと思います。


まだまだ完全制覇というか、最新刊の感想文同時並行には程遠いですが、一冊ずつ味わい倒して、作家・重松清を追い続けていきたいと思います。



『半パン・デイズ』の読書感想文に最後までお付き合い下さり、ありがとうございました。





■関連記事はこちら。
半パン・デイズ 重松清著 読書感想文 その4
半パン・デイズ 重松清著 読書感想文 その3
半パン・デイズ 重松清著 読書感想文 その2
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2009.11.06 (Fri)

第48話:宿命の対決 【アニメ・あしたのジョー】


運命のゴングが打ち鳴らされました。


限界までの減量を敢行した力石のコンディションは、前回の試合に比べて歴然と良くなっており、余裕の笑みさえ浮かべる不気味さを醸し出していました。
それを瞬時に察知したジョーは動揺します。


しかし、試合が始まってみるとジョーのノーガード戦法でのスウェーバックディフェンスが冴え、力石のアッパーを見事によけて、反撃を加えます。


圧倒的なジョーのリードで終えた第1Rに思えたのですが、ジョーは不安感を口にします。
それは、スウェーバックからの攻撃では、後ろに引いた状態からのパンチのため、体重の乗ったパンチが打てず、力石を追い込むには物足りないものだということでした。


その点、力石のアッパーは一発当たれば大逆転の必殺パンチ。
この攻防がこれからも続いていくようなことになると、ジョーは厳しい状況に立たされるのではと頭を悩まします。


さぁー次の第2Rで、ジョーは活路を見いだせるのか?注目です。




■関連記事はこちら。
第47話:嵐の前のふたり 【アニメ・あしたのジョー】


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2009.11.05 (Thu)

半パン・デイズ 重松清著 読書感想文 その4

半パン・デイズ (講談社文庫)


半パン・デイズ (講談社文庫)


この『半パン・デイズ』の前半4章までと後半5章からのヒロシの想いの濃度が変わっていく感じが凄く好きです。
4章までは親や大人の世界の中で生きるヒロシ。5章からは仲間たちとの世界感で生きるヒロシ。


明確に描き分けたのかどうか、あとがきの重松清さんの文面からは察することは出来ないけど、たぶんこういう構成を頭に置きつつ描いていたのではないかと読み手の私は印象を受けました。


だから、後半からのヒロシの葛藤がとても胸に響きます。5章のタッちんとの関係。6章のヨッさんとの関係。7章の世の中との関係。8章の年長者になる思い。9章の思春期突入。


どのエピソードにも自分では動かし得ない大きな力を味わうあたりが、今後ヒロシが早く大人になりたいと思うような青年に育って行くんだろうなと思わされる伏線が引かれています。


この本を大人になって読める幸せも感じるけど、この本を小学生の高学年の時に読んでたら、僕はどんな感想を持っただろうとふと思いました。


高学年のお子さんをお持ちの方は、是非この本をお子さんに読んで貰い、感想を聞いたら面白いんじゃないかと思います。




■関連記事はこちら。
半パン・デイズ 重松清著 読書感想文 その5
半パン・デイズ 重松清著 読書感想文 その3
半パン・デイズ 重松清著 読書感想文 その2
半パン・デイズ 重松清著 読書感想文 その1
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