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2010.02.14 (Sun)

おとな女子が泣いた。 インビクタス

インビクタス


物語が終盤に差し掛かると、ぼくの両隣りに座っている女子が泣いていました。さりげなくハンカチなんかを手渡したら恋が始まっていたかも知れませんが、ハンカチもティッシュも持ってなかったのでチャンスを棒にふってしまいました…。バレンタイン間近だったのに…無念。おとな女子の涙をほろほろと流させるこの『インビクタス』は、大人の情感にぴったりとはまる感動作になっていて、ぼくはとても愉しく見れました。


今回、イーストウッド監督がモーガン・フリーマン、マッド・デイモンを従えて映画作りをしていたので、とてつもない素晴しい演技が見れるのではと期待していたのですが、予想外の名演技が、両雄以外からもあふれだしていて、その描写力の高さに、じじぃになっても衰え知らずのイーストウッド監督に脱帽しました。
黒人少年とタクシー運ちゃん達のラジオでラグビーの結果を聞いてるシーンとか、大統領警護の黒人代表の人が、周りの人の歓喜にリアクションをとるまいとしているシーンとか最高だったな。


ほんの数年前の実話だったこのお話をぼくは全く知らなかったので、マンデラという人のことも当然知らなかったのですが、なにげにプレイボーイな発言が多く、女性を口説いているような褒め殺しトークにはビックリしました。
どうしてこんなに細部に渡った優しさトークが出来るのかと考えてみると、これは、相対する人を認め、受け入れ、そしてそのことを相手に惜しみなく伝える気持ちを大事にしているからなんじゃないだろうか。


この気持ちが人の心を開かせ、動かし、そして結果として、国をひとつにまとめていけるようにまでなったという流れが、イーストウッド流のマンデラ大統領のお話になっていて、ぼくもこれからはマンデラスタンスで、女子にがんがん話しかけて、心とホニャララを開かせていきたいという、下心まんさいの政策を打ち出そうと思わせる映画になっていました。





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2010.02.18 (Thu)

才能が集結。 蜉蝣峠[ゲキ×シネ]

蜉蝣峠


上映中に席を立つ人が半数以上現れた。その半数の中にぼくも含まれていたのですが、決しておもしろくなかったからではありません。この『蜉蝣峠』(かげろうとうげ)は、劇団☆新感線の舞台を映像に収め、それを映画館で上映するスタイル[ゲキ×シネ]を用いているので、上映中に舞台と同じように1幕目と2幕目の間に休憩が15分あるのです。タバコやおしっこに行くチャンスです。もちろん面白すぎるので、みんな戻ります。


[ゲキ×シネ]体験は、『朧の森に棲む鬼』『五右衛門ロック』と2作体験しているのですが、やっぱりおもしろい。他の映画と比較することが出来ないおもしろさがあり、舞台とも、映画とも違う楽しさと迫力がゲキシネの魅力です。


今回は脚本にクドカンさんが入っていて、いったいどんな風になるのだろうとわくわくしていたのですが、舞台という独特の世界感をうまく活かしたセリフ回しや、設定が用いられていてゲラゲラと笑ってしまいました。そしてラストの結末は、「こんな物語をクドカンさんは書けるんだ。」というちょっと上から目線でのリアクションをしてしまうようなエンディングが用いられていて、とても刺激的でした。


劇団☆新感線といえばラストの大立ち回りが見どころですが、堤真一さんがアクション出身の鋭いキレのある動きを存分に発揮していてめちゃくちゃ格好よかった。若手キャストでは、亡国のイージスで共演させて貰った勝地涼くんがはっちゃけた役柄をエネルギッシュに演じていたのが好印象でした。「いっしをぶつけろぉ~!」


そしてなによりもぼくの旧友である佐々木光弘が、今回の劇団☆新感線の舞台に立っている証を映像で確認出来たのが嬉しかった。
大学時代同じサークルの劇団で共に汗した仲間が、超一流の劇団の舞台でいい汗をかいて演じている姿をみて、とても刺激をうけ、とても嫉妬して、今度会ったら飯でもおごってもらおうとおもいます。





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2010.02.25 (Thu)

極上お芝居。 ゴールデンスランバー

ゴールデンスランバー


映画はバクチ。そんなことがささやかれていたのは今や昔話。昨今の映画製作は、リスクを極力減らすために、綿密なリサーチが行われ、大借金を抱えて倒産しないような仕組みやマーケティングで映画を作っています。そんな映画製作戦略のなかに、小説原作があるのですが、この『ゴールデンスランバー』もその1つ。伊坂幸太郎原作です。


伊坂幸太郎さんの原作を映画化した作品は多く、『陽気なギャングが地球を回す』『アヒルと鴨のコインロッカー』『死神の精度』『フィッシュストーリー』『重力ピエロ』『ラッシュライフ』そして『ゴールデンスランバー』と、著作のほとんどがここ3・4年の間に映画化されるという、お祭り状態です。


しかも、今回の『ゴールデンスランバー』の中村義洋監督は、過去に『アヒルと鴨のコインロッカー』『フィッシュストーリー』でスマッシュヒットを飛ばしている相性のいい監督で、原作の良さをうまく映画に投影させてくれるので、とても楽しみにしていたのですが、予想以上におもしろく、素晴らしい演出でした。まっ、原作は1作も読んだことないんだけど…。


この『ゴールデンスランバー』のストーリーは、総理暗殺者に仕立て上げられてしまった男の逃走劇なんですが、このむちゃくちゃな設定を説明少なく、役者の演技力でその世界感へと惹きこむ監督演出にびっくりしました。この部分の貢献度がめちゃくちゃ高かったのは、「ジュンっ」で親しまれている吉岡秀隆さんです。車中で事情を説明するシーンの説得力たるや、動きが限定される演技なのに、迫力満点でした。


その他主要キャストの演技合戦なんて、俳優であるぼくを惚れ惚れとさせる高クオリティの素晴らしい仕事っぷりで、魅力溢れるキャラクターの数々でした。中でも今後注目したいのは、中村義洋監督作品の常連・濱田岳くんです。今回は通り魔の役でしたが、彼のもつキャラクター性がこれから主演・脇役関わらず、さまざまな作品で多岐に発揮されていってほしいと思わせる俳優さんです。


原作・監督・役者と全ての才能溢れる魅力が詰まった『ゴールデンスランバー』。邦画エンタメ映画の最高峰をまだ見てない方は、ぜひ劇場でご堪能ください。ぼくはここまでヒートアップした伊坂幸太郎さんの小説を遅ればせながら追って行きたいと思います。




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