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2009.04.11 (Sat)

羽根木公園の梅まつり。 原付スーパーカブ東京横断梅見の旅。

この記事は「原付スーパーカブ東京横断梅見の旅」の連載旅エッセイ13ページ目です。最初からご覧になりたい方はこちらからどうぞ。⇒原付スーパーカブ東京横断梅見の旅。

東京横断梅見の旅。まっぷ。


せたがや梅まつりの宴の中で私は一人たそがれていた。


羽根木公園とカブ。羽根木公園で行われる梅まつり「せたがや梅まつり」は、昭和42年に55本の梅の木が区議会議員選出記念として植樹されたのが発端で始まった梅まつりなのだが、今では700本60種以上の梅を誇る都内でも屈指の梅見ポイントの筈であった。



園内では様々な催しが行われ、多くの出店と園芸市が梅見客をこれでもかという位に引き寄せていたのだが、肝心の梅の花が見るも無残な状況だったのである。


羽根木公園の淋しい梅の木。
羽根木公園の南側に位置する丘の斜面に700本の梅の木は植樹されているのだが、その大部分の木が花の実をつけていないのだ。



これまで見てきた梅見ポイントの中でも700本という数字は群を抜いており、さぞや圧巻の白と赤のコントラストが映える梅の景色を見渡せると思っていたのに、細い枝ぶりにか弱く咲いた梅の花がどの木にもまばらに点在している始末であった。


「どういうことだ…。」


私は一人たそがれ、多くの梅見客が奏でる喧噪をよそに途方に暮れながら歩いていた。
すると、ある一つの立て看板が目に飛び込んできた。


羽根木公園の梅。
その看板に書かれていた文章には、ここ2.3年前から梅の木の土が見物客により踏み固められ梅の木が花を咲かせなくなってきていることを告げていた。



それにより現在では、梅の木の周りにはロープを張り梅の木の根元までは入れないように管轄しているという趣旨が述べられていたのである。


700本という都内でも屈指の梅の木を植樹したことで多くの見物客が訪れるようになり、その結果梅が花を咲かせない状況に陥るとは、まるで日本という国のダメな部分を象徴しているようで可笑しく思えてしまった。


根源を大切にしつつ成長することが出来ないのでは未来はないのである。


電化製品の三種の神器が単身世帯でも当たり前のように持てる時代になった今、当時の人たちが憧れていた幸せで便利な日常を謳歌出来ているのかと問われれば、甚だ疑問の残る答えしか出せないであろう。


多くの便利な商品によって自由な時間を作り出せると信じていた時代から、それを得て自由な時間を取れるようになったのかと言えば、それらを維持することに時間を割くという本末転倒な時代を迎えている有様が、この羽根木公園のせたがや梅まつりで見た梅によって一気にオーバーラップした。


羽根木公園の美しい梅。「なんのために生きるのか」「なにを成すために生きるのか」 Depicter(表現者)として生きる私の根源を今一度問いかけられるような梅見を終え、「たびを」的な文学思想に浸りながら次なる目的地へと旅立つのであった。


つづく。
次号⇒ラーメンみしま。

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