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2010.02.09 (Tue)

繊細で大胆なファンタジー。 かいじゅうたちのいるところ

かいじゅうたちのいるところ


こどもって鈍感だけど、とっても繊細。ぼくはこの映画の冒頭で描かれた主人公の男の子がお母さんのストッキングをひっぱるシークエンスにとても感動しました。
母親ひとりで娘と息子を支えるために仕事を頑張るお母さん。男の子はそのことを分かっているから邪魔はしたくないんだけど、仕事をしているお母さんはなんだかピリピリしていて、いつもの優しい顔でぼくのことをみてくれない。
だから、ぼくはそんなお母さんに笑顔になって欲しくておどけてみるんだけど、やっぱりお母さんは忙しくて仕事に夢中。さびしいな…お母さんにわらってほしいな…ぼくを、ぼくをみて…。


こどもの頃って関心があることは、詳しく見てみたい。そしてその発見を同じように知って欲しい。だからお腹の底から声をだして、まわりのみんなをビックリさせちゃうくらい大きな声で言葉を発しちゃう。
それでも見てくれないことがあるから、叩いてみたり、ひっぱってみたり、知って欲しい人にどうにかして気づいて欲しいんだ。


繊細な心から発っされた気持ちが、共感を呼ぶために大胆で乱暴なふるまいに変わってしまう。このこどもの心理をファンタジーの世界と融合させて物語に昇華させたのが『かいじゅうたちのいるところ』だと、ぼくは思います。


誰もが自分をみてほしい。自分のことをわかってほしい。
だけど、自分のことだけを見てくれる世界にはなっていない。かなしいな…。さびしいな…。大人になってくると、世界はそうじゃないって分かるようになるんだけど、じつは今でもみんな、この気持ちは多かれ少なかれ持ち続けているとぼくは思います。知ってほしい。理解してほしい。褒めてほしい。他者と向き合って、理解しあいたいんだ。共感しあいたいんだ。


お母さんのストッキングを引っ張って関心を集めようとする主人公の男の子と、ぼくがこうしてブログを書いているのは、じつは根本は同じなんじゃないかと思わされる映画でした。





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テーマ : 映画館で観た映画 - ジャンル : 映画

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