2010.04.21 (Wed)
哀愁的東京 重松清著 読書感想文 終章:哀愁的東京
ハッピーエンドじゃないけど、ほのかに光の射す終わり方。これが重松清さんが紡ぐお話の決まり手みたいなものなんですが、この『哀愁的東京』も、すばらしい落とし込みで、最後はやっぱりウルっときてしまう、この人物の最高の結末を紡いでくれています。
最後の最後でビア樽氏が登場し、最後の最後に家族との交流が入ってくるというのは、4年前に執筆し始めた段階で、どこまで構想に入っていたのだろうと不思議でなりません。
『哀愁的東京』このなんとも言えないタイトルのネーミングの由来もばっちりと明かされ、あとがきを読むと、さらにこのタイトルの意味深さみたいなものも感じ、満たされた気持で本を閉じることができます。
『トワイライト』『疾走』と重い2作が続いたので、ここで『哀愁的東京』が刊行されたのは、順を追って読んでいるぼくの精神衛生上、とてもいい流れだったことを最後に告げておきます。
『哀愁的東京』の読書感想文に最後までお付き合い下さり、ありがとうございました。
文庫!
■関連記事はこちら。
⇒哀愁的東京 重松清著 読書感想文 第8章:女王陛下の墓碑
⇒哀愁的東京 重松清著 読書感想文 第7章:ボウ
⇒哀愁的東京 重松清著 読書感想文 第6章:魔法を信じるかい?
⇒哀愁的東京 重松清著 読書感想文 第5章:虹の見つけ方
⇒哀愁的東京 重松清著 読書感想文 第4章:メモリー・モーテル
⇒哀愁的東京 重松清著 読書感想文 第3章:鋼のように、ガラスの如く
⇒哀愁的東京 重松清著 読書感想文 第2章:遊園地円舞曲
⇒哀愁的東京 重松清著 読書感想文 第1章:マジックミラーの国のアリス
⇒哀愁的東京 重松清著 読書感想文 序章
⇒重松清 全作品著作リスト

人気ブログらんきんぐ。
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック






