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2010.06.04 (Fri)

自分と向き合う。RAILWAYS -49歳で電車の運転士になった男の物語-

RAILWAYS.jpg

日本映画らしいという褒め言葉は、この『RAILWAYS -49歳で電車の運転士になった男の物語-』にあてはまります。劇場内でぼくの周りを取り囲む紳士淑女の方々は、物語の後半になると鼻をすすりまくってぼくが泣くタイミングを逃すほどこの作品に夢中になっていました。


酸いも甘いも経験した大人たちを鼻水が流れ出るほど泣かせる日本映画らしさってなんだろう…と考えてみたのですが、それは人間の機微というものじゃないかなと思いました。不況真っただ中の世知辛い時代、誰もが一生懸命に自分を守ろうと他者を傷つけ、その癖守っているのは自分ではなく社会の仕組みだったりしている今をうまく描いていて、この状況下に置かれている男を中井貴一さんが絶妙の芝居で表現していました。


49歳で自分の人生をやり直す。…これってスゴい挑戦だと思います。そしてこの部分に過度に演出をつけなかった監督の手腕と脚本家の文才はスゴいと思いました。挑戦するヒストリー物語であれば、紳士淑女が鼻水までは出しません。挑戦した結果、どんな人生を歩むことになったのか。ここを描いていたから、鼻水まで出てしまう涙なくしては見れない作品になったと思います。


そして外せない要素が対比です。49歳にして運転士を夢見た男と、夢破れてとりあえず運転士になった男。この人それぞれ違う夢の尺度を取り入れて描いていたのは、巧すぎるくらいの構成でした。とかく物語を紡ぐ時には、過度に描いてしまいがちですが、人間の機微を丁寧に描けば、人々を魅了し鼻水まで流させる心に響く物語が作れるのだという、とてもいい勉強になりました。



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