2009.05.21 (Thu)
第9話:標的 A Hit Is A Hit 【ザ・ソプラノズ】
今回のタイトルが標的になってたので、ついにトニーが狙われてしまうのではって思いながらハラハラして見ていたのですが、そんなことはありませんでした。
ホッと一息つきつつも、内容の充実は損なわれることはなくて、音楽業界のダークな部分にスポットを当てつつ、さらにマフィアが一般人からどういったスタンスで受け入れられているのかが描かれていました。
どっちのエピソードもアイデンティティの問題にスポットが当たっていて、アメリカの地でイタリアの血をひく者の立場がどういったものであるかを切に語っていました。
偏見や差別に近い問題点を描いているので、同じ境遇でないとなかなか理解するのが難しい部分ではありますが、個人個人が持っているアイデンティティの強さみたいなものを突き付けられた気がします。
日本はアメリカほど多民族国家ではないので、ここまで強い差別意識は薄いとは思いますが、やっぱりおのおのどこかで蔑んだり、蔑まれたりしているのを感じて生活しているわけで、それがマフィアでありイタリア系だとかなり強くその部分で葛藤があるのかなって思わされました。
様々なテーマを話毎に提示している「ザ・ソプラノズ」は、やっぱり凄いドラマなのかも知れないと、今回もグイグイと惹き込まれて見てしまったのでした。
ファーストシーズンも残すところあと3話、ラストに向けてどういった流れがさらに巻き起こるのか、だんだん見るのが止まらなくなってきました。
■関連記事はこちら。
⇒第10話:殺意 Nobody Knows Anything
⇒第8話:露見 Boca 【ザ・ソプラノズ】
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